バリ人の家庭では普通、西暦のカレンダーではなくて、
↓こういうバリカレンダーがつかわれています。
驚きですよね?
西暦のふつうのカレンダーじゃないんです。
わたしも最初バリに来た頃(かれこれ9年前)にバリの人はこんなカレンダーを
つかってると知ったときは、かなりのカルチャーショックでした。
日付の枠も周りもぎっしり文字で埋まってて、予定も書き込めないし。。。
なぜか曜日が縦になってるし、妙に親切にNichiyoubi とか日本語も書いてあったり・・・
なんでこんな不便で奇妙なカレンダーをつかうんだろ?と、あの頃の私は思ってました。
でも、じつは知れば知るほどスゴイ!このバリカレンダー。
移住して、いちおうバリヒンドゥー教徒として生きるようになってからというもの
このカレンダーの便利さ、ありがたみが分かるようになりました。
バリヒンドゥー教では、「ウク暦」と「サカ暦」という2つの暦を併用していて
それぞれが定めるお祭も違うし、1回り(1年)の日数も違うという複雑怪奇な
システムになっているにもかかわらず、このバリカレンダーを見れば
西暦の日のいつにどのお祭があるのか一目で分かる!という
バリヒンドゥー教徒にとっては、なくてはならないアイテムなのでした。
で、さらにさらに。
最近になって、このカレンダーの裏側にも色んな情報が載っていることに気付いて、
旦那さんに翻訳してもらっていたところ発見したのが、
バリヒンドゥーの【誕生日占い】
生まれた日が何曜日で、バリカレンダー的に“何”であったかによって、基本的な性格や
守護神(みたいなもの?)とか吉方がわかるというもの。
“何”というのはバリカレンダーのウク暦の方でぐるぐる巡っている Pancawara
というもので、日本の暦の大安とか仏滅、友引のような感じ。
Umanis , Paing , Pon , Wage , Kliwon の5種類があります。
で、占いを発見した我が家では、誰々はどんな性格~、当たってる、当たってない~!と
結構盛り上がってたんですけど、、、
私だけ、何曜日のなんだか分からず蚊帳の外。。。占い大好きっていうんでもないんだけど。
ちょっと悔しい!
ので、こんな時こそインターネット!!!と探してみたら、やっぱりありました。
Babad BALI バリカレンダー
Masehi の欄で、生まれた日と月を選んで、年を入力して Hitung をクリックしたら完了!
生まれた曜日とPancawara が上部に表示されて、下の方の横長の欄に性格も出てきます。
ちょっと面白いから、みんなやってみて☆
※インドネシア語のサイトなので翻訳が必要です。
。。。ただ、インドネシア語→日本語のときは、Google 翻訳さん、英語の時以上に
かなりお茶目な仕事をするので要注意です。
私も「他人のビジネスを邪魔するのがとても好き」っていう翻訳にビックリして
地道に自力翻訳してみたら、そんなに性悪じゃないことが分かってホッとした(笑)
なので翻訳結果が最悪な性格だったとしても、一人で落ち込まないで!!!&
どうぉ~しても結果が気になるけど、訳分からん!!!っていう人はご一報くださいな。
やってみたけど解らない(>_<)
返信削除暇な時に1974年5月1日はどうか教えておくれ~
あとで調べて連絡するねー!!!お楽しみに~♪
削除探してたんです。これ!
返信削除ウチの近所に高名な(診断料も高い)バリアンがいて、
こういう占いのシートを作ってくれるらしいよ、とお向かいの女子中学生に言ったら
「インターネットでもタダのがあるんだよ。 それ見て作ってんじゃないの?」って
するどいです。マジでそうかも。
マジですよ〜。きっと(笑)
削除インターネットの普及で、バリアンにも影響が・・・なんて考えると面白いですねー。