なんでも神様

アグン山の噴火注意騒ぎ真っ只中の
バリ島ですが、実際にはまだ噴火しそうも
なくて、空港も普通に営業してるし、
観光地は山から離れた場所にあるし、
ただ警戒レベルだけは9月22日から今日
まで最高レベルを保ったままという、、、。

微妙に不便な、何ともスッキリしない
空気に包まれています。

中国や欧米からの観光客は、あんまり
キャンセルもなく通常な感じ。
日本からのお客様は、当然のごとく少ない。
いろんな諸々を気にするか気にしないか、
国民性が出ますね、こういう時は特に。

避難指示の対象地域の住民の皆さんも
半分くらいは自宅に戻っている様子。
だって田舎なんです、アグン山の周辺は。
牛や豚を飼ってたり、畑や田んぼ。
手入れせずには成り立たない仕事を抱えて
何週間も避難しているわけにもいかない
現実があって。

そういうのが無いにしても、とりわけ
ずっと田舎の村で生活してきたお年寄りのなかには(←1963年のアグン山噴火を体験してる世代!)、避難所や避難先(親戚宅とか)での生活に順応できない人も少なくなく。体力的にもこたえますよね、これは。

他にもいろいろ問題はあるのだけれど、
いずれにしてもこんな状況下にあっても、
バリの人達はあんまり慌てない。
深刻じゃない。
なんか、腹が座ってる。

やっぱりここはバリ島なんだなと
思わされます。

なんたって、アグン山はバリヒンドゥー教
の霊峰。総本山ブサキ寺院を抱える世界のお臍。

山そのものが偉い神様なので、
それが噴火とあらば、お怒りのご様子なのだなというのがごく自然な考え方らしいです。

だから、お坊さん達がバリ島中の聖水を集めてきて山の頂上の方で特別な祈祷をしたり、
(立入禁止区域とか完全無視なんだなぁっていう驚き)
その甲斐あって神様が機嫌をなおしたから噴火しないことになったとか、、、。

そういうの。
SNSを中心に広まるのは、そういう
ニュースが多くて。

へ〜。ふ〜ん。って感じなんですけど、
そういうのの方が現実味を帯びてる、
さすがのバリ島。

せっかくだから、こういうのにかこつけて、
「皆がバリ島中にゴミを捨てたい放題な故、
ワシは怒っておるのじゃ!」
とかアグン山からの預言風に偉いお坊さんが発信してくれたら山積みのゴミ問題も一気に解決したりするかもなーと。

いずれとしても、何かしらの変革期を
迎えてるのだなと思います。バリ島。
きっと。また良い方向に。

いま、バリ島へ行くか行かないかで
悩んでいる方がもしいらっしゃいましたら、
ぜひ心配しすぎずに。

観光地は普段通りです。

懸念すべきは、もし噴火したとして
帰りの飛行機が予定通り飛ぶかどうか。
それはその時になるまで誰にも
分からないっていうことくらい
かなーと思います。


明日のことはわからない的な。。。

なんか、それって、
いつものことですね(笑)




そして昨日は、いつもの仲良しチームで
所用帰りにランチタイム♪

デンパサールの丸亀製麺!

明日のことは分からないから、
今日を思いきり楽しもうー!!!

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