バリ島で出産しました!&BPJS(JKN)を利用してみた結果☆


7月30日に第2子、長女の稲椰(いなや)を帝王切開にて無事に出産しました。
デンパサールにある Wangaya というローカル度満点な病院にて。







目はパパに似て二重に。。。っていう母のひとりよがりな期待も虚しく
たっくん(お兄ちゃん)にそっくりな女の子でビックリ!

ちゃんと私にそっくりな一重まぶたの娘。


おそるべし!純日本の遺伝子!


と、それはさておき

3年前、たっくんの出産も帝王切開だったので、今回もリスク回避ということで手術を
選んだのだけど、2度目はさらなる痛みで!!!涙がでた!!! 今回は。

だって、麻酔が切れたら、まぁ起き上がれない。
ちょっと体を動かしただけで激痛が走る。。。

でも先生も看護婦さんも「術後はそういうもんですよ~。」って涼しい笑顔でまったく
相手にしてくれない(笑) 


さすが国立の病院!っていうサービス精神?顧客満足?みたいなのはゼロの
スパルタちっくな対応で気付かされる、私立病院の至れり尽くせりな優しい対応。


前回あんまり良くも悪くもないなぁと思ってた私立病院 Puri Bunda(プリブンダ)での出産、
いま考えると、サービスも先生の腕も良かったのかなぁと。

フォトフレーム入りの赤ちゃんの生まれたて写真がもらえたり、
入院中は看護婦さんが赤ちゃんの面倒を全部見てくれることとか。
手術前の処置とか傷口のケアとか、もう少し近代的だった気がする。

そのぶん、費用がすこし嵩むのだけど、それなりのことはあったのだなと。


Wangaya はすごい!

処置室に入った瞬間に、ベテランらしき看護婦さんに「あんた、布は?!」って
言われて、何のことかわからずにいたら、チッって舌打ちされて。

もうこの時点でヤバいなこの病院と思ったけど、もう帰れなかったっていう(笑)

なんだか、あの患者さんが着るみどりの服もWangayaでは通常は提供されないみたいで、
腰布とかサロンを持参するのが暗黙のルールらしい。
スパですか?って突っ込みたくなるくらい、患者さんはみんなバティック柄のサロン巻いてたよ。


そして、Wangayaでは、赤ちゃんも同じ部屋で寝泊りするわけなのだけど、
プリブンダの時には基本的には新生児室みたいのに寝かされてて、
何度もしつこく電話しないとなかなか赤ちゃんを部屋に連れてきて
くれなかったのが不満だったのだけど、いざ術後に赤ちゃんを預けられてみると、

ほんとに何もしてあげられない!という事実が発覚。


今回は義弟夫婦が一緒に病院に泊まってくれたおかげで、そのおかげで何とか
なったのだけど、この義弟の嫁っこ、カデが本当に本当によくできた嫁で。

入院中、24時間体制で2日間も!嫌な顔ひとつせずに、おむつ替えとかミルクとか
ぜんぶ赤ちゃんの面倒を見てくれて、、、もう彼女なしではどうして乗り越えられただろうかと。


もちろん、うちの旦那さんもかなり頑張ってくれたんだけど、やっぱり男だからねぇ。


何するにしても1から10まで教えないとだし、そんな場合じゃないのに
「(首がすわってないから)怖くて抱っこできない~。」とか平気で言うし(笑)


もつべきものは出来た嫁だと痛感。有難味をしみじみ噛みしめたのでした。

そしてローカルな病院に入院するっていうのは、こういうことなんだと。

こっちでは誰かが入院すると、基本的には家族総出で病院に泊まり込むものなので、
病院側もそういうもんだっていう前提でいるらしく、患者のケアも家族で出来ることは
当然のように家族がするっていう感じ。


今回、うっかりローカルな病院を選んでしまったことを途中で何度後悔したことか。

2週間経って、すっかり元気になった今では良い思い出だけど(笑)
でも、もう入院したくはないけど、そんな時は私立系の病院でないとアカンと思う。




そして、ここからは在住の人にしかわからない込み入った内容ですけど、、、

今回はじめてインドネシアの国民皆保険 BPJS(JKN)を使ってみたところ、

帝王切開・2泊3日の入院・1人部屋=総額15ジュタ (約15万円)が、
10ジュタが適用範囲っていうことで、差額の5ジュタ(約5万円)だけの自腹で済みました。 


まだ加入したばかりで、1か月分の保険料 59,500ルピアしか払ってないのに、ねぇ。

私にBPJSの存在を教えてくれたワルン・サマサマの女将さん、ほんとうにありがとう!(笑)
ほんと、加入しておいて良かったよー。

みなさんも焼肉したくなったら、ぜひサヌールのワルン・サマサマへ☆
焼肉&お寿司&美味しいキムチ食べ放題☆ソフトドリンクも飲み放題で約1000円ですよ!


そして、ちなみに。
Wangaya に決める前に、Puri Bunda にも問合わせて今どきの費用を聞いて
みたところ、BPJSで4ジュタが免除されるので、差額の8ジュタほどとのことでした。
(帝王切開・2泊3日の入院・1人部屋の場合)


ただ、産むときはいいのだけど、その後の検診とか夜間救急とかが本当に良くないのね、
プリブンダ。

 ・検診の病棟は、なぜか薄暗い地下駐車場の奥にあって雰囲気が悪い
 ・小児科の先生、たいして診てくれないのに検診料と予防接種の料金が割高。
 ・夜間救急の担当医が研修生みたいで頼りない。

万が一、プリブンダをご検討中の方がいらしたら、ぜひこの辺を考慮してみてくださいな。



以上、バリ島で出産しました!報告でした~。




どうぞ、みなさま新しい家族が増えたバリスイッチ!を今後ともよろしくお願いいたします。


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