ユネスコ世界遺産の棚田ジャティルイ

のどかな棚田を眺めながら東屋でランチしたりお茶したりのテガラランの棚田も有名＆
素敵ですが、もうワンランク上の壮大な棚田の風景といえば、こちらジャティルイが
おすすめです。



ユネスコの世界遺産に認定されたことですごく有名になったジャティルイの棚田ですが、
この棚田だけが世界遺産なのかといういうと、そうなようでいて実はそうではないという。。。
どういうことかというと、バリ島ならではの水利組織、“スバック”というシステム自体が
世界遺産として認定されたのだそうです。なんともややこしい奥深いお話ですね。


じゃ、そのスバックって何なのさ？と思った真面目な人は、こちらをぜひご覧ください↓


くぼたのたんぼ：世界のたんぼレポート　～バリ島の田んぼと水利組織・スバック～


（私も参考にさせていただいた、とってもわかりやすいレポートです。）




この棚田に向かうまでの道中は、けっこうなデコボコ細道でビックリされるかもしれませんが、
世界遺産になったとか、そんなのなにひとつ知らないままなんじゃなかろうかという
のんきな感じのバリ島の貧しく質素な田舎の人々、風景をひたすら通りぬけたその先に、
あらわれるこの景色は、ほんとに圧巻です。

あくまでも、“田んぼ”　なので、大自然とはまた別物です。

“人”がつくりあげたものなんです。

自然に抗うことなく調和し、神様（豊穣）に心からの感謝を捧げ崇拝し、
人々が奪い合うのではなく分け合い、共に生きているという営みそのものが
映し出された壮大な景色。

限りなくシンプルに、もっとも力強く生きている人達の躍動感溢れる美しさ。

バリ島に来たら、ぜひ一度は見ておきたい景色のひとつです。

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