バリ島〜意外なとこから蘇った記憶〜


一昨日の夜中のこと。
我が家のネコ先生が初出産でした。

最初はちょっと不安そうに鳴いていたけれど、
生まれてきてしまえば何のその。

誰に教えられたわけでもないだろうに仔猫を
舐め回して胎盤も食べて、へその緒も切って。
仔猫も仔猫でまだ目すら見えていないのに
ちゃんとオッパイを探し当てて飲み出して。

この生命の【プログラミング】の精巧さと
いったら、もう。
素晴らしく正常にインストールされてて、
ネコ先生、流石だなぁって。


私も出産を経験した身だけれどもさ、
生まれたての赤子なんて最初は何をどうして
あげたらいいんだかサッパリわけわかめで。
何するにも本当に恐る恐るだったよね。。。

素直に手放しで我が子を
「可愛いなぁ、もう♥」
って思える瞬間がくるまでに結構な時間が
かかったよなぁーと思う。
責任感とか重圧のが大きかった。
何でもないのにね。ちょっとでも失敗したら
死なせちゃうんでないの?、、、みたいな
漠然とした不安でギチキチいっぱいいっぱいで。

真面目な性格なのよね、バカみたいに(笑)

今思えば、だけど。

と、そんな事もぐるぐる考えながら出産の
一部始終に立ち会う一夜を明かした翌日の事

寝不足を言い訳に昼間からゴロゴロしながら
昨夜の感動的な出産の一部始終を子供達
にも話してたんですよ。

仔猫は産まれる時に透明のゼリーみたいな膜
に包まれててツるんっ!て感じで出てきたよ〜とか、そんな感じでね。

そしたら突然、息子が「じゃあ人間は?」
「どんな感じで産まれるん?!」って。

(以下、会話形式でお届けします↓)

私:帝王切開だったから、たっくんもお腹から出て来た時は膜に包まれてて、先生が膜を取り払ったらおぎゃ〜って泣いたらしいよ(笑)

息子:なんで帝王切開だったの?

私:だって予定日をだいぶ過ぎても出てくる気配すらなかったから。

息子:あぁ〜。あの時ね。遊んでて、楽しくて。

私:(??? Σ(゚Д゚)???)
(なんか直感的にね、来た!胎内記憶と察知)
(スイッチ入ったみたいに息子が語り出した)

息子:でも神様が呼んでて、「お〜い、産まれたい人は誰ですか〜??!」って。
だから「僕でーす!」って言って、急いでお腹に入ったんだよ、ちょうど先生がお腹を切って開けた瞬間に間に合ったよ。

産まれる前はね、交通事故で死んだの。

大通りを渡ろうとした瞬間に車にぶつかって。

その時、僕は18歳だった。

ママはお金持ちだったから、僕は携帯を2台も
持ってたんだ。
ママはコスメをたくさん持ってて。

コスメの値段がいくらか知ってる?

6万円だよ(笑)

前は肌がボロボロで、でもコスメを使って可愛くなったんだよ。
金(ゴールド)も買ってね、他の人に自慢してた。

私:それ、ちょい性格悪くない?!(笑)

息子:(笑)ちょっとね。

私:てか、どこに住んでたの?バリ?

息子:ちがう。韓国だったよ。


っていうお話でした (✽ ゚д゚ ✽)

胎内記憶どころか、、、前世まで。
なんか、突然のことで本当に衝撃的なお話
だったんだけど、これはもう母としての
経験上というのか、直感でしかないけれど
息子が嘘とか作り話をしてる感じでなくて。

コスメの値段とかね(笑)なんかリアルさが
滲みでてません?!

そしてね、この話を聞いたときに、妙に
ストンと腑に落ちたことがあって実は。

もともと心配性で真面目すぎる母なので
息子が小さな頃は道路や駐車場ではすんごい
気を張ってたものですけど、案外ね大人しく
手を繋いでいてくれてたし、危ない場面に
遭遇することがほとんどなかった。

自転車に乗れるようになった時にも、まずは
一時停止とか左右確認がいかに重要なことかを
教えておかねば!と母は意気込んだけれどね、
言われなくとも自発的に出来てたよね。

なんかもうそれが普通なのかな?って
思っちゃったくらいだったけど、、、。

妹のイナが自転車に乗れるようになったとき
彼女には毎度どんだけ丁寧に説明したって
一時停止とか左右確認する意味がそもそも
分かんなーい。ママ、うるさーい。
みたいな感じでw


あらためて息子が注意深い性質なんだなと
気付いたよね、このときに。


だからね、息子の前世話を聞いたときには
なるほど!そういう訳だったのかーって。
そりゃ身を持って体験した人?魂?だったら
注意深くなるに違いないと。

なんだか妙に納得したのでした。


それに、、、顔がさ。
言われてみるとなおさら、韓国な雰囲気の
ある顔な気がしてくるよね。

前世の遺伝子も引き継ぐシステムとか?
そんなケースもあるのかな?(笑)













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